S/N


以下、ワークショップを受ける際にアンケートに書いた文章。
常にこういう事を考えてるわけではないですが、どこか頭の片隅にこういった感覚があります。


どこにでもある平凡なものが何か別のものに見えたりするような認識を揺さぶるような写真に惹かれる。単純な読み方とは別の読み方もできるような写真が面白いと思う。
自分は物をよりそのものらしく見えるように撮るというよりは、物を言葉で分類する前の感覚で撮りたい。

たとえば、歩道を歩いているときに道路には自動車が走っていて、車のボンネットに太陽光が反射しているというようなときに写真を撮る場合、自動車を自動車として認識して撮っているというよりは金属物が反射していて眩しいという状態を撮っている。なにかひとつの対象をクローズアップするというよりはシャッターを押すきっかけが対象物にあって、自分がその対象を見ている画面を撮るというような撮り方をしている。

大森克己の写真ワークショップ修了展


11月から3月まで横浜の北仲スクールというところで、写真家 大森克己さんの写真ワークショップを受講していました。
その修了展示が4月15日〜5月14日まであります。

http://kitanaka-school.net/news/2011/04/post-32.html
http://blog.omorikatsumi.com/?eid=1067960

自分も3階に「um」というタイトルで展示をしています。
また4月末から北仲スクールの壁面に大森克己さんの現在製作中のプロジェクトからの展示もされています。 終了しました。


展示場所ですが馬車道駅2番出口付近にある北仲ブリックという建物内になります。
お近くにお越しの際は見ていってください。
(但し、校舎として使われている建物ですので授業中の場合は見ることができない教室があるようです。)